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なかぞのクリニック

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マイコプラズマ感染症流行中

全国でマイコプラズマ肺炎の報告が5週連続で増加し、ここ20年余りで最多となるほどの流行となっています。 マイコプラズマ肺炎は、幼児、学童を中心に全年齢でほぼ4年周期で流行する咳が長引く感染症です。 咳やくしゃみの飛沫感染や手指を介した接触感染後、2~3週間の比較的長い潜伏期を経て、発熱、咳、頭痛などから始まり、初期症状は通常の風邪と区別が難しいですが、発熱が持続し咳が徐々に増強していきます。 軽症...

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手足口病複数回感染も!

今年の6月から7月に猛威を振るっていた手足口病は、8月に入ってから収束ぎみとなっていましたが、お盆明けくらいから再び手足口病に感染するお子さんが増えています。 手足口病は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、コクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)など数種類の原因ウイルスが分かっています。 そのため、ひとシーズンに2回、ま...

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HPVワクチンポータルサイト

東京都保健医療局よりHPVワクチンおよび子宮頸がんに関する普及・啓発のためのポータルサイトが開設されました。 平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月1日~2008年4月1日)の女性へのキャッチアップ接種が、令和7年3月31日で終了予定です。 3回接種完了まで6か月かかるため、9月までに初回接種を済ませる必要があります。 また、江戸川区では、9月1日から小6~高1相当の男性に対...

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最近の感染状況

7月1日~7日に全国約5千の定点医療機関より報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計3万98744人で、1定点あたり8.07人と9週連続で増加と厚労省より報告されています。 都道府県別の最多は沖縄の29.9人で、東京都も7.14人と再び増加傾向となっており注意が必要です。 当クリニックでは、発熱のあるお子さんがコロナ検査で陽性となるパターンは、大人からの家族内感染が多い印象です。 1週間以内...

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劇症型溶血性レンサ球菌感染症

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)とは 溶血性レンサ球菌(いわゆる溶連菌)には、多くの種類があり、一般的には急性咽頭炎(のどの風邪)などを引き起こす細菌として知られていますが、まれに引き起こされることがある重篤な病状として、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が知られています。劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、突発的に発症し、敗血症などの重篤な症状を引き起こし急速に多臓器不全が...

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花粉症対策

関東地方の2024年スギ花粉シーズンは、2月中旬のほぼ例年並みの時期にスタートする見込みです。 関東地方のスギ花粉の飛散量は、例年より多いものの昨シーズンよりはやや少なめの予想です。 マスクでの対策効果もあり、鼻症状より目のかゆみなどから症状が始まる方が多くなっています。 最近のトレンドとして、「プロアクティブ点眼」で目のかゆみが激減するとの報告もあります。 プロアクティブ点眼とは、花粉症の方が目...

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こどもの便秘

1月に入り、嘔吐・下痢の感染性胃腸炎が内科・小児科ともに増えてきています。 また、コロナも大人を中心に少しずつ増えてきており、インフルエンザは2回目のA型やB型に感染するお子さんが出てきています。 これからの寒い期間は、まだまだ感染症の予防対策を怠らないようにしたいものです。 ♠こどもの便秘♦ のお話 なんらかの原因によって排便回数や便量が減少した状態、排便するのに努...

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2024年春のスギ花粉飛散予測

2024年春のスギ花粉飛散予測が日本気象協会より発表されました。 関東地方の2024年スギ花粉シーズンは、2月中旬のほぼ例年並みの時期にスタートするようです。 2024年春の花粉飛散量は、例年(過去10年の平均)に比べ、九州から東北ではほとんどの地域で例年よりやや多く、特に北海道は非常に多い見込みです。 花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響するため、2023年夏の猛暑が影響しているようです...

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プール熱と溶連菌

インフルエンザは少しピークアウトしたように感じられますが、クリニックでは毎日7~8人のお子さん、その保護者の方の感染が今だ認められています。 12月にしては暖かな日が続いています。その影響なのか、小児を中心に咽頭結膜熱(プール熱)と溶連菌感染症が、過去10年間で最も多い状況が続いています。 咽頭結膜熱はアデノウィルス感染によるものなので、対症療法のみで5~7日間ほど自宅で安静に過ごすしかありません...

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感染性胃腸炎

嘔吐、下痢の症状を主とした感染性胃腸炎が全国的に流行し始めています。当クリニックでも11月20日以降嘔吐、下痢の症状で受診される方が急増しています。 毎年11月ごろから冬にノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどが原因となる胃腸炎が増えてきます。一般的には冬季前半にはノロウイルスによる胃腸炎が多く、冬季後半から春にかけてはロタウイルスによる胃腸炎が多くなります。ロタウイルスやアデノウイルス...

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