赤ちゃんが様々な感染症にかかると重症化し入院したり、時には命にかかわることがあります。このような感染症から赤ちゃんを守るのが「予防接種」です。
生後2か月になったら、すぐに予防接種を開始することがとても重要です。
当クリニックでは「Webでの時間予約」と「直接来院」のどちらでも予防接種は可能です。
インターネット予約:予防接種・乳児健診予約システム
- メリット:2か月前から希望の日時がインターネットから予約が可能です。登録しておくことで接種時期が近くなると「そろそろ○○の予防接種の時期です」とメールでお知らせがあり、接種漏れをなくしスケジュールが立てやすくなります。
- 14時~16時の時間帯は予防接種・乳児健診だけ行う時間帯ですので、感染者などとの接触を避けたい方はこちらをご利用下さい。
- ロタワクチンとBCGはワクチン在庫の関係上、必ずWeb予約が必要です。
直接来院の場合の注意点
「ロタワクチン」と「BCG」以外の予防接種は、直接来院されても接種可能です。
一般診察と一緒で、診察の順番でお呼びいたします。
待ち時間短縮のために一般診察用の順番予約システムもご利用下さい。
Q&A
- 1.同時接種の安全性と利点は?
同時に複数の異なるワクチンを受けることの安全性は、これまで国内外でも確認されており問題ありません。同時接種によりワクチンを接種した後に起こる副反応の割合が増えたり、それぞれのワクチンの効果が落ちることもありません。
同時接種はワクチンスケジュールを立てやすく、ワクチンの接種漏れをなくし、外来受診回数を減らせるなどのメリットがあります。
- 2.任意接種のワクチンは接種する必要はある?
任意接種のワクチンは、その効果と安全性は十分に確認されており、定期接種と全く同じく重要なものです。
予防接種せずに自然にかかった方が良いと考えるかもしれませんが、感染することで脳炎や肺炎などの合併症を引き起こすリスクがあります。おたふくでは感染によるおたふく難聴も問題になっています。
自然にかかり合併症を起こすリスクより、ワクチンで予防できる病気はワクチン接種で予防するのが最善の方法です。
- 3.異なるワクチンを接種する時の接種間隔は?
これまでは生ワクチンなら接種してから27日以上、不活化ワクチンなら接種してから6日以上の間隔をあけないと次の異なるワクチンを接種することができませんでした。
しかし「定期接種実施要領」の一部改正に伴い、2020年10月1日から「注射生ワクチンから注射生ワクチンを接種する場合、27日以上間隔をあけて接種すること」以外は、その他のワクチンについての接種間隔の制限がなくなりました。
ただし異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりとなりますのでご注意ください。
各種料金表Price
当クリニックにおける自費の料金表です。(税込)
任意予防接種
水痘ワクチン |
7,500円 |
おたふくかぜ |
5,500円 |
B型肝炎 |
5,500円 |
破傷風トキソイド |
3,000円 |
MR(麻しん・風しん混合)ワクチン |
9,500円 |
その他、インフルエンザワクチンや公費助成などのことにつきましては直接クリニックへお問い合わせください。