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なかぞのクリニック

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正しく怖がろうCOVID-19

世界的に広がりを見せるCOVID-19(新型コロナウイルス)に対して、日本政府は新たなクラスター(集団)を生み出さないよう、小・中学校、高校を3月2日より一斉休校としました。

様々なイベントなどの自粛要請もあり、街中はいつもより閑散としています。

COVID-19に感染しても8割程度の方は軽症のようですが、以下のハイリスク者は重症化が懸念されています。

<ハイリスク者>
・高齢者
・糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患を持つ方
・透析中の方
・免疫抑制剤や抗ガン剤治療中の方
・妊婦

当クリニックの内科では、糖尿病を中心とした慢性疾患の患者様が多く通院されております。そのためしばらくの間は以下のように、「慢性疾患・風邪症状以外の方」と「風邪の方」の受付時間帯を分けさせていただく事としました。

平日: 午前9時~11時、午後3時~4時 (慢性疾患・風邪症状以外の方)
     午前11時~11時45分、午後4時~4時45分  (風邪症状のある方)
土曜日: 午前9時~11時 (慢性疾患・風邪症状以外の方)
      午前11時~12時 (風邪症状のある方)

小児感染者の重症例報告はこれまでのところなく、小児の場合、ほとんどが比較的軽症もしくは無症状(キャリアー)のようです。

小児科外来に関しては、従来風邪症状のお子さんがほとんどですので、特に受付時間に変更はありません。乳幼児健診、予防接種の14~15時の時間帯のみこれまで通り一般外来とは区別されていますので、こちらもご利用下さい。

今週中にもCOVID-19のPCR検査が保険適応となる見込みですが、検査対象者は重症者であり軽症者は検査対象にならない見込みです。また、検査を出来る医療機関もしっかりと感染防御体制が整っている医療機関に限られます。

COVID-19に感染した場合の症状は、37.5℃以上の発熱や倦怠感、乾いた咳が1週間ほど続くと言われています。特に強いだるさが特徴のようですが、インフルエンザBもまだ一部で流行しており、自己判断は難しいところです。

発熱、咳、倦怠感があり、インフルエンザ検査で陰性、胸部レントゲン検査で肺炎所見がなく、呼吸困難などの症状がなければ、有効な抗ウイルス薬がないことから対症療法と自宅安静で回復するのを待ちましょう。

手洗い、咳エチケットを徹底し、風邪症状があれば無理をせず外出を控えましょう。

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