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2026年シーズンは、8月という異例の早さでインフルエンザの流行が始まりました。
東京都でも8月下旬には流行開始の目安を超え、江戸川区でもインフルエンザの患者さんが増加しています。
お子さんのインフルエンザワクチンには、① 従来の皮下注射ワクチンと② 鼻に噴霧するフルミスト、の2種類のワクチンの選択肢があります。
これまで広く使用されてきたインフルエンザワクチンで、13歳未満のお子さんは、通常、2~4週間程度の間隔をあけて2回接種します。
2回接種することで、インフルエンザに対する十分な免疫をつけ、発症を予防する効果や、感染した場合の重症化を抑える効果が期待できます。
ワクチンの効果は接種してすぐに得られるわけではなく、十分な免疫がつくまでにはある程度の期間が必要です。
効果の持続期間は、一般的に約5か月程度が目安とされています。
※13歳以上では通常1回接種となります。
フルミストは、注射ではなく、左右の鼻の中にワクチンを噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
対象年齢:2歳以上19歳未満
最大の特徴は、「注射をしないので痛くない」「年齢にかかわらず1回の接種で終了」なので、特に注射が苦手なお子さんにとっては、大きなメリットがあります。
13歳未満のお子さんでも、皮下注射のように2回接種する必要がなく、フルミストなら1回で今シーズンの接種が終了します。効果の持続についても、1シーズン程度が目安で、皮下注射のワクチンと大きな差はありません。
今年のように、すでに8月からインフルエンザが流行しているシーズンでは、2回の接種を終えるまでに時間が必要な皮下注射に比べて、1回の接種で終了できるフルミストは選択しやすいワクチンです。
さらに江戸川区ではインフルエンザ予防接種への助成があるため、当院での自己負担額は、
● 皮下注射:13歳未満で2回接種した場合 合計3,000円
● フルミスト:1回4,000円
となり、接種料金にも大きな差はありません。
特に、「注射が苦手」「できれば1回で終わらせたい」「流行が早いので早めに接種を済ませたい」という2歳~19歳未満のお子さんには、フルミストもぜひ選択肢のひとつとしてご検討ください。
なお、フルミストは鼻に噴霧する弱毒生ワクチンのため、お子さんの体調や基礎疾患(繰り返す喘息発作や免疫低下)などによっては、皮下注射のワクチンをおすすめする場合があります。
どちらのワクチンにするか迷われる場合は、お気軽にご相談ください。