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今年の6月から7月に猛威を振るっていた手足口病は、8月に入ってから収束ぎみとなっていましたが、お盆明けくらいから再び手足口病に感染するお子さんが増えています。
手足口病は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、コクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)など数種類の原因ウイルスが分かっています。
そのため、ひとシーズンに2回、または3回感染する可能性があり、当クリニックでも2回目の感染者が増えてきており、3回目の感染というお子さんも! 😯 。
6月~7月に流行していた手足口病は、高熱が数日あり、口の中にたくさん口内炎が出来、手足・臀部にたくさんの発疹を認めたお子さんばかりでしたが、8月以降の手足口病の特徴は、発熱を伴わないことが多く、手足の発疹が中心で、口の中にはあまり口内炎が目立たないようです。そのため比較的機嫌も良く食欲もあるお子さんが多い印象です。
現在、発熱を伴う咳込みのある学童などにはマイコプラズマ感染症も多く、手足口病も含めまだまだ感染症対策が必要なようです!