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都内の新型コロナウイルス感染者数もかなり減少し、首都圏の緊急事態宣言も早まるかもしれません。
6月から学校をはじめ、保育園、幼稚園などの集団生活も少しずつ再開していくことが予想されます。
日本小児科学会のオンラインで、小児の新型コロナウイルス(COVID-19)に関する緊急シンポジウムが配信されていました。
COVID-19感染者の中で、小児が占める割合は少なく、陽性者の小児のほとんどは家族内感染です。
【各国のCOVID-19感染者全体に小児が占める割合:5月8日時点】
中国:19歳未満は2.4%(ICU管理になった小児は1人のみ)
米国:18歳未満は1.7%
韓国:10歳未満は1.0%、10~19歳は5.2%
日本:10歳未満は1.6%(253人中、重症例1人のみ)、10~19歳は2.3%(353人中、重症例1人のみ)→死亡例なし
なぜ、小児は新型コロナウイルス感染者が少ないのかは、今のところはっきりとした理由は分かっていません。また、小児から他の人へ感染しにくいとも言われていますが、これに関しても今後十分な検証が必要とのこと。
現時点での学校や保育園におけるクラスターは、これまでのオーストラリア、欧州、日本国内の症例から、「ないか、あるとしても稀」とされています。
しかし、実際に学校や保育園が再開してみないと分からず、注意深くみていく必要があります。
東京五輪延期、大相撲、インターハイ、夏の甲子園も中止と、暗いニュースばかりですが、通学路、公園などに子ども達の明るく楽しそうな声が響き渡る日も遠くはなさそうです。
大人も方もコロナ太りや体力低下には十分気を付けて、適度に運動やストレッチをしたりと、これからの熱中症予防にも備えておきましょう。
あともうひと頑張りです!