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関東地方の2024年スギ花粉シーズンは、2月中旬のほぼ例年並みの時期にスタートする見込みです。
関東地方のスギ花粉の飛散量は、例年より多いものの昨シーズンよりはやや少なめの予想です。
マスクでの対策効果もあり、鼻症状より目のかゆみなどから症状が始まる方が多くなっています。
最近のトレンドとして、「プロアクティブ点眼」で目のかゆみが激減するとの報告もあります。
プロアクティブ点眼とは、花粉症の方が目がしょぼしょぼするなど、目の症状が軽く出始めたと感じたかなり早い時期から抗アレルギー薬の点眼を開始するというもので、アレルギー反応のスイッチが入る前に治療を開始し、スイッチオフの状態を維持し続けることで、かゆみの症状を効果的に抑えることができるというシンプルな治療法です。
アトピー性皮膚炎の外用療法でも同じプロアクティブ療法を用い、症状が目立たない状態でもアレルギー反応のスイッチがオフになるまでしっかりと外用薬の塗布を継続するのと同じ考え方となります。
何となく目がしょぼしょぼする、または毎年目のかゆみが辛いという花粉症の方は、そろそろ抗アレルギー薬の点眼を開始すると良いでしょう!