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コロナ感染は収束傾向となっていますが、インフルエンザの流行に伴い、以前から言われていた咳止めや痰切りなどの医薬品不足に拍車がかかっています。
今月、日本医師会は医療機関の7割以上が医薬品不足に直面したとする緊急調査結果を発表し、「医療現場での医薬品不足は極めて深刻だ」と指摘しています。
一部の後発医薬品製造販売企業が製造管理及び品質管理体制の不備により、医薬品医療機器等法による処分を受けたことを発端として、一部の製品について出荷停止や出荷調整が行われ、医療機関や薬局において必要な量の医薬品を入手することが困難になっているためです。
アスベリン、メジコン、ムコダインなど小児や大人でもよく使われる咳止め・痰切りを中心に抗生剤など、薬局の在庫状況により処方が出来なくなってきており、当クリニックでも診療中に調剤薬局からの問い合わせがかなり増えています 😥
現在、インフルエンザは小・中学生を中心に流行していますが、今後感染が成人や乳幼児まで広がってくる可能性が高く、安定した医薬品の供給・流通が早く望まれるところです。