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7月1日~7日に全国約5千の定点医療機関より報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計3万98744人で、1定点あたり8.07人と9週連続で増加と厚労省より報告されています。
都道府県別の最多は沖縄の29.9人で、東京都も7.14人と再び増加傾向となっており注意が必要です。
当クリニックでは、発熱のあるお子さんがコロナ検査で陽性となるパターンは、大人からの家族内感染が多い印象です。
1週間以内に家族内で発熱のある方がいたという場合は、コロナ感染を疑う必要があります。
6月より保育園や幼稚園などで流行している手足口病は、7月2週目くらいよりピークを過ぎた感がありますが、まだ多くのお子さんを中心に感染が広がっています。
手足口病は、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)などが飛沫・接触・糞口感染することで感染します。特別な治療法はなく、一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすること、おむつ交換の際に排泄物を適切に処理することです。
看病している保護者も罹ることがあるので、大人の方も手洗いは流水と石けんで十分に行い、タオルの共用はしないようにしましょう。
その他、溶連菌、ヘルパンギーナ、胃腸炎、アデノウィルス感染症などが散見されており、一年を通して感染予防対策は怠れません。