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クリニックの小児科待合室では、テレビやビデオを流しておらず、その代わりに絵本や水槽(海水魚、淡水魚の2か所)を置いたり、癒し系の音楽を流したりしています。
最近はインターネットの普及のおかげで、お子さんにスマホのYouTubeで動画を一人で見せるなどしている風景も見受けれますが、クリニックでは待ち時間を少しでも親子の触れ合いの場となるよう、絵本を中心とした本を置いています。
文字が読めるようになったお子さんが絵本を自分で読むことはもちろんですが、保護者がお子さんへ絵本を読んであげるという行為は、動画のような一方通行のものより人間味のある温かな触れ合いだと思います。
日本小児科学会では「子どものメディア接触に関する提言」の中で、2歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう、乳幼児にテレビ・ビデオを一人で見せないようにしましょう、見せる時は親も一緒に歌ったり、子どもの問いかけに応えることが大切です、としています。
ネット依存、ゲーム依存、スマホ依存による健康障害が懸念される中、幼児期からの絵本との触れ合いを大切にしたいものです。
シンガポールの小学生が書いた作文のエピソードを元にして生まれた、のぶみ作の絵本「ママのスマホになりたい」、心温まります、ご参考まに♥