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校医を担当している小学校からの「学校だより」の中で、令和4年度より、児童名簿を男女混合にし、呼名も○○さんで統一する、との内容が載っていました。
江戸川区では、男女が平等で、互いに尊重し、喜びも責任も分かち合い、家庭、職場、学校、地域などのあらゆる分野において、性別にとらわれることなく、その能力と個性を発揮できる地域社会を目指して「江戸川区男女共同参画推進計画(平成19年度から28年度)」を策定し、あらゆる場面において男女共同参画を進めるとされています。
その江戸川区の男女共同参画推進計画やSDGs推進の観点から、男女混合名簿にする事で「男子が先、女子が後」という先入観を抱かせる序列が見直されたようです。
SDGsの中でも「ジェンダーの平等と女性・女の子のエンパワ-メント」はとても重要なテーマと位置付けられています。
「ジェンダー平等」とは、ひとりひとりの人間が、性別にかかわらず、平等に責任や権利や機会を分かちあい、あらゆる物事を一緒に決めることができることを意味しており、「女の子だから」「女性だから」という理由で直面する障壁を取り除き、自分の人生を自分で決めながら生きるための力を身につける取組(エンパワーメント)や性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会を創るための取組が行われています。
たかが名簿だと思っていましたが、男女混合名簿は、無意識に男性優位の価値観を抱かせないようにしたり、トランスジェンダーの児童などの人権にも配慮した大切な対応だと納得 😛
医学部入試(21年度入試)で、女子の合格率 (13.60%) が男子 (13.51%)を上回り、初めて男女逆転したというニュースなどもあり、これから女性の活躍の場がドンドン広がっていく予感がします。