先週末は、東京ビッグサイトで一日かけての「小児科医のための乳幼児健診研修会」に参加してきました。

小児科医を中心に500名ほどの参加者が、遠方からも参加されていました。

午前の前半は、3-4か月、1歳6か月、3歳などの健診で、どのようなことに注意しながら健診を進めるのか、また泣いてばかりいるお子さんに対してどのように対処するのかなど、実践でとても役立つポイントを教えていただきました。

年齢と共に独自にルーチン化してしまった健診の手順を、もう一度再確認できた良い機会でした。

午後の後半戦は、小児眼科、小児耳鼻咽喉科、小児整形外科などの各論や健診で引っ掛かったお子さんの保健指導などという興味深い内容で、アッという間に時間が過ぎた感じでした。

乳幼児健診は、児の健康状態の把握、母児への支援と保健指導の場として大切な機会です。

皆さん、忘れずに乳幼児健診は受けるようにしましょう！

「広い世界に船を漕ぎはじめた幼い船長さん」、「子どもが輝く海のかなたに宝物を見つけることができるように。子どもがいつでも安心して帰ってくることが出来る港として、お母さんが自信を持って光をともし続けられるように」と、母児に対する温かい言葉が心に浸みました。