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最近のインフルエンザワクチンのA型(H1N1pdm09)に対する有効率…
2009/10シーズン 30%
2010/11 42.4%
2013/14 59.6%
2015/16 16.5%
このようにワクチンの有効性はインフルエンザウイルスが毎年変異するため、その年によってバラつきがあると、先日講演会で話がありました。
すでにインフルエンザ予防接種が始まっていますが、6か月~1歳未満の乳児も接種した方が良いですかと外来で聞かれる事があります。
小児のみならず成人でもインフルエンザ予防接種をしていても罹ってしまうことはあります。
しかし、インフルエンザ予防接種には「重症化予防」と「集団免疫効果」の2つの役割もあります。
インフルエンザ予防接種は発症予防だけではなく、発症してしまった人が脳炎や脳症(主に小児)、肺炎(主に高齢者)などへの重症化を防ぐ効果が期待されています。
さらに、多くの人がワクチン接種し免疫をつける事で、周囲への感染拡大を防ぎ、6か月未満の赤ちゃんなどワクチン接種出来ない人たちを守る役割もあるので、0歳児であってもぜひ接種して欲しいと思います♠