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なかぞのクリニック

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6月からの小児科でのコロナ検査

新型コロナウイルス感染症における診療報酬上の臨時的な取扱いが令和6年5月31日で終了します。

それに伴い、当クリニックでは6歳未満のお子様に対して、基本的には新型コロナ検査は行わない方針ですのでご了承ください。

すでに抗ウイルス薬などは3月いっぱいで臨時的な取り扱いは終了していましたが、小児科では5月31日までコロナ抗原検査や核酸検出検査、コロナ・インフルエンザ抗原同時検査などは、小児科外来診療料(包括診療)で診察を行うクリニックでも算定が出来る取り扱いとなっていました。

しかし、厚労省よりすべての「コロナの臨時的な取り扱い」が5月31日で終了するとの通達がありました。

ほとんどのクリニックでは6歳未満のお子様への診療は「小児科外来診療料(包括)」での診療報酬請求を行っていると思いますが、当クリニックでも6歳未満のお子様の診療は小児科外来診療料(包括)を採用しています。

6歳以上の出来高診療料と違い、6歳未満の小児科外来診療(包括)は診察料・指導料・処方箋料などすべてのものが包括されているため、コロナ・インフルエンザ同時検査やコロナ核酸検査など単価の高い検査アレルギー検査も同様に高額な検査です)はやればやるほど赤字になってしまうシステムです。そのため基本的には検査は行わず、周囲の感染状況などを見極めて医師の判断で必要な人に限り行うことになります(基礎疾患のあるお子さんや高齢者などが対象)。

例えば、熱があるので念のためとか、保育園の先生に検査しないと来ないでくださいと言われた、など、このような場合はコロナ感染が落ち着いた現状では検査の必要はないと思われます。また、今後検査キットの在庫は本当に必要な方のための分しか置いてありません。現在市販でもコロナ検査キットは購入可能ですので、どうしてもという方は市販の検査キットをご利用ください。

6歳未満の小児科外来診療料は、ほとんどのお子さんは風邪などで検査の必要性がなく、むやみやたらに検査漬けにさせず、医療資源を無駄に消費しないようにするための決まりごとですので、皆様のご理解・ご協力をお願い致します。

(自宅のシャクヤクが手まり咲きになりました)

 

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